インスタに代表されるSNSをマーケティングツールに使うことが有効であり、顧客との信頼関係であるロイヤルティを上昇させる有効な手段と言われております。ショップスタッフによる着こなし情報や入荷情報、セールやプライベートのちょっとした発見などを発信してゆけば、親近感が増してフォロワー数が増えてゆくのです。意図的にフォロワー数を増やすことも可能で、マーケティング会社やコンサルティング会社が、インスタに限らずに登録者を増やすために金銭で買うことを提案してくることもあります。登録者数を買うことでスタートダッシュの効果があり、上位に表示されるようになり閲覧を促す機会が上昇するのです。
費用対策効果としては一定の成果を感じるかもしれません。フォロワー数を買うことで、人気インフルエンサーになった人もいると噂もあるぐらいです。こうした作為的なことをすると、長期で見ると費用対策効果は悪くなります。それだけではなく不正が発覚すると、マイナスマーケティングになり兼ねません。
インスタで盛り上がっていた分だけ炎上の材料は逆効果のベクトルを持ち、ユーザーが離れるだけではなく情報の転載や不正による不買運動、株価の下落が連動して市場価値が極端に悪化してしまうこともあり得ない話ではありません。登録者数は多いのにアクセス数が極端に少なかったり、形骸化してデジタルマーケティング効果を感じない場合も発生します。マーケティングは魔法の杖ではなく、実質価値に戻るようなシステムです。